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【もう一度会えたら】ウト「……」私『まったくもう!何なの・・ブツブツ』ウト「……」→震災発生。私はウトのこと、全然わかってなかった…

time 2018/10/21

【もう一度会えたら】ウト「……」私『まったくもう!何なの・・ブツブツ』ウト「……」→震災発生。私はウトのこと、全然わかってなかった…

 

そして、地震後にすぐ逃げなきゃ逃げなきゃ!と
言い出したのは、実は幼稚園児の息子。

あとで話を聞いたら、ウトの布団蒸しごっこは

津波が襲ってくるごっこ?だったみたい。
息子が夕方とかにうたた寝してると敷物をゆさゆさ揺すって、
津波が来るぞー逃げろーって布団で息子を飲み込む遊びだったらしい。
地震があった後、息子はこれを思い出したらしい。
息子の逃げなきゃ!の声で我に返った
私とトメは、防災用具一式と息子を背負って、
高台まで大急ぎで逃げた。

結局家こそ流されはしなかったけど、戻ることはできなくて、
旦那が海外赴任中の私達は本当に不安な数日だった。

そんな私たちに手を差し伸べてくれたのは、
生前ウトが年賀状で交流を続けてた
見知らぬ土地のウトの旧友、知人たち。
連絡を取り合って、私たちを県外の
仮住まいに落ち着かせてくれて、
旦那にも連絡を取ってくれてた。
海水でだめになったアルバムの代わりにと、
年賀状や季節の折々にウトが送ってた
息子の成長記録ともいえる家族写真入りのハガキもごっそり譲ってくれた。

ウトはいい人だった。もっとコミュニケーションをとればよかった。
息子のことで悪態なんかつくんじゃなかった。

海に飲み込まれたしまったんだろうウトの位牌を、
取り戻したくてしょうがない。
ウトが出してたハガキの家族写真は、
いつもウトがカメラマンで、どれにもウトが写ってない。

もう一度会いたいと強く思いながら、もうすぐ始めてのお盆だよ。

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